棚田を守る「輪」を作っていきたい
19日には尚絅学院大学で農業などを学ぶ学生7人が棚田を訪れ、昔ながらの手作業で田植えを体験しました。蓬田棚田を守る住民組織が今年初めて企画したもので、学生たちは、15センチほどに育ったひとめぼれの苗を丁寧に植えていきました。

体験した学生:
「このような体験をしなかったら農家の皆さんの有難みがわからなかったが今回の経験でこんなにも大変と思って農家はすごいと思った」
「秋には金色の稲穂となって美味しいコメとなって僕のお腹に入ってくれたらいい」
狩野昌之さん:
「いろいろな輪を作っていけばこの棚田ももっともっと良くなると思う。ここで生まれ育ったので守っていかなければならない」

農地を開拓した先祖の思いを胸に…原風景が広がる蓬田棚田は、コメどころの暮らしの中に息づいています。