延岡市では、高校と周辺の企業や住民が参加した初めての合同の防災訓練が、行われました。

23日、行われた訓練には、延岡星雲高校の全校生徒およそ500人と災害時に高校が避難場所になっている周辺の企業や住民、およそ100人が参加しました。

訓練は、南海トラフを震源とした最大震度7の地震が発生し、延岡市の沿岸に津波が来るという想定で行われ生徒は上のフロアに、そして周辺企業の従業員らが、学校の3階以上の教室に次々に避難しました。

(参加した企業の関係者)
「(学校が)会社の近くにあることですぐ避難ができるのでとてもいいと思います。避難経路、移動手段がちゃんと明確にはっきりしたかなと思いました」

今回の訓練を踏まえて、今後、高校と企業や住民が課題を話し合い改善点を見つけることにしています。