24時間以内に台風1号発生へ 強い勢力で日本の南海上へ北上か

フィリピンの東の海上にある熱帯低気圧が台風になる可能性が高くなっています。気象庁は、この熱帯低気圧に関する進路予想を発表しています。熱帯低気圧が24時間以内に台風になると予想された場合に5日先までの進路予想を発表します。

台風1号になる可能性がある熱帯低気圧は、24日午前9時現在、ミンダナオ島の東の海上にあって、中心気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。24時間以内に中心付近の最大風速が台風の発表基準である最大風速17.2m/sを超えるとみられます。

台風はフィリピンの東の海上を北上、その後、北東へ向きを変える予想です。来週には暴風域を伴うようになり、強い勢力となって日本の南の海上に進むとみられています。

24時間以内に台風1号となれば、今年初めての台風発生となります。1951年の統計開始以降、史上7番目に遅い台風1号の発生となります。一方で、台風1号の発生が遅かったとして、その年の年間の台風発生数が少なくなるわけではありません。

では5日より先の進路はどうなるのでしょうか。海外予報機関のデータも参考に見ていきます。