環境省はきょう、市街地などでも銃を使用してクマの捕獲ができるよう法改正することを柱とする対応方針の案を有識者検討会に示し、おおむね了承されました。
現行の鳥獣保護管理法では、原則、市街地などで銃を使ってクマを捕獲することは禁止されていて、免許を持つハンターが銃を使用できるのはクマが人に危害を加える緊急性があるときで、かつ、警察官が指示をした場合などに限られます。
警察官が緊急性を判断することが難しく、指示が出るまでに時間がかかる場合や警察官がいない場合などではハンターは銃を使えず、対応が遅れて被害が出るおそれが指摘されています。
これを受けて、環境省はきょうの検討会で、一定の条件のもとで、緊急時なら市街地などでも銃を使用してクマを捕獲できるよう、鳥獣保護管理法の改正を柱とする対応方針の案を示し、おおむね了承されました。
環境省の検討会は7月上旬にも、対応方針の案を取りまとめる予定です。
環境省によりますと、昨年度、全国でクマに襲われる被害に遭った人は219人に上っていて、統計を始めた2006年度以降、過去最悪を更新しました。
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