宮崎市青島のホテルが朝食で提供している大人気のカレーに注目します。
このカレー、ネパール出身の従業員の手料理がきっかけで開発されたということです。
来月から売店などで販売が始まるのを前に、おいしさの秘密を探ってきました。

ネパール出身の従業員 スマンさんが同僚を自宅に招いた食事会で

宮崎市青島にあるホテル、ANAホリデイ・イン リゾート宮崎。
出迎えてくれたのは、ホテルの従業員でネパール出身のバジュガイン・スマンさんです。

スマンさんは営業や接客を担当するスタッフですが、ホテルにはスマンさんがきっかけとなって開発された評判のカレーがあるんです。


(バジュガイン・スマンさん)
「『肉とかもけっこうジューシーで食べやすかったです』と言うお客さん、多いです」

そのきっかけとは、スマンさんが従業員を自宅に招いて食事会を開いたとき、ふるさとネパールのカレーを振舞ったところ、「とってもおいしい」と大好評でした。

実際にカレーを食べたホテルスタッフは…

(ホテルのスタッフ)
「本来のエスニック系のカレーということで、知れば知るほど奥が深い」
「お腹いっぱいになってもスプーンが止まらない。また次も食べたい。もう一口、もう一口となるような味でとってもおいしかった」
「(お酒の)シメのカレーもアリだなと思うくらい、スパイスが効いていて、ものすごくおいしかった」


従業員の間で評判が広まると、スマンさんのレシピを採用したカレーが宿泊客の朝食にも採用され、3年ほど前から提供されています。