宮城県の気仙沼市魚市場ではマダイが豊漁で、水揚げ量は、去年の同じ時期の30倍を超えています。マダイは四国や九州で水揚げが多い魚で、水産試験場では、海水温が高くなっていることが影響しているとみています。
5月20日、早朝の気仙沼市魚市場。水揚げされた魚の中で、ひと際目立つ朱色の魚体、天然のマダイです。三陸沿岸の漁場で定置網に掛かりました。この日は、496キロが水揚げされていました。

マダイは、もともとこの時期は四国や九州地方で多く水揚げされている高級魚です。

買受人のカネト水産 佐々木利重社長:
「今までも取れてはいたが、(漁場)が全体的に北に上がっている印象がある」