7月26日に開幕するパリオリンピック。出場権を得た選手が続々と発表されていますが、バドミントン女子シングルス・トナミ運輸の大堀彩選手もそのひとりです。大堀選手が夢の切符をつかむまでには、震災、“唯一の女子部員”、叶わなかった東京オリンピック出場という長い道のりがありました。

大堀彩選手:
「バドミントンを始めた当初からの本当に、大きな夢の舞台。ここを目標に、もう最終目的地はここだと思って、ちっちゃい頃からずっとやってきたので。やっとここまで来れたなっていう感じはあります」


喜びを語ったのは、バドミントン女子シングルストナミ運輸所属の大堀彩選手・27歳です。オリンピック出場の内定が出てから初めてメディアに練習を公開しました。

大堀は日本のバドミントン選手の中では珍しい長身・169センチのサウスポー。「攻め」のプレースタイルで、上から振り下ろす角度のあるショットが武器です。

4月のアジア選手権1回戦を突破し、初めてのオリンピックへの切符を掴みました。

大堀彩選手:
「不安とかよりも、どちらかといえば楽しみのほうが大きい。夢の舞台、ようやくここまでたどりついたので、楽しめなかったらもったいないなって」