旧統一教会と政治家の関係が問題視されていることを受け、BSN新潟放送では新潟県関係の国会議員に対してアンケート調査を行いました。その結果、6人の議員が旧統一教会や関係団体と「何らかの接点があった」と回答しました。

アンケートは、新潟県関係の衆議院議員11人と参議院議員2人の事務所にFAXで質問状を送り、FAXやメールで回答を得ました。旧統一教会や関係団体と何らかの接点があったと回答したのは、自民党の細田健一衆議院議員・斎藤洋明衆議院議員・泉田裕彦衆議院議員・高鳥修一衆議院議員・小林一大参議院議員と、無所属の米山隆一衆議院議員の6人です。

自民党の塚田一郎衆議院議員は「相手方のあることなので、個別の問い合わせに対しては回答を控える」としました。
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斎藤洋明議員は選挙での支援について「去年の衆院選で他の団体と同様に挨拶に行き、支援を求めた」と回答。「個人としては、電話かけなどのボランティアとして協力ももらった」としています。また、「2018年と2021年に集会に参加した」と回答しました。

小林一大議員は「このたびの参院選で、電話かけのボランティアとして個人で参加してもらっていた人がいた」としています。

米山隆一議員は、2009年の衆院選で自民党から出馬した際、「組織の人がボランティアに参加していたのではないかと思う」と回答しました。また、「2009年に集会の場で選挙演説した記憶がある」と回答しました。


細田議員と高鳥議員は「支援を受けた」とは回答しなかったものの、細田議員は「個人的にポスターの掲示を関係者に協力してもらった」と回答。「2年ほど前に関係者10人くらいの懇談会に出席した」としています。

高鳥議員は「多数の支援者の一部として支援をもらったが、今後は関係を改めたい」としています。

泉田議員は「2018年に支援者に送ったパーティー券1枚分の代金が関連団体名で振り込まれていた」ということですが、「当方から購入を依頼したことはない」と回答しました。

自民党の鷲尾英一郎衆議院議員と国定勇人衆議院議員、立憲民主党の西村智奈美衆議院議員・菊田真紀子衆議院議員・梅谷守衆議院議員・打越さく良参議院議員は「接点はない」と回答しています。
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