カートで「運ぶ」➡カートで「払う」新時代に!

九州発のハイテクスーパー「トライアル」にあるのは、セルフレジ機能が付いた最新カート。それぞれのカートに、モニターとバーコードを読み取る機能が搭載されています。

スーパーセンタートライアル長沼店 庄内優斗 店長
「商品をスキャンして、そのままカゴに入れていただいて、最後に専用のレジを通って買い物が完了するカートとなっています」

プリペイドカードを購入すれば、商品をスキャンしてカートに入れるだけで支払いも完了。商品を選びながら会計する、レジと一体化したカートなのです。

お客さんに使い勝手を聞いてみると、「お買い物が全部、楽なんです」 「やりやすいです。細かいものをたくさん買うので、ここで会計が済んでしまう」との声が。

実際に重松も使ってみると…
ほうれん草は、パッケージ裏側のバーコードをカートの読み取り機にかざすだけ。
しかし、キャベツは…
「これ、どうすればいいんだろう。バーコードがないんですけど」

そんな時は、カートについたタッチパネル式のモニターを操作。

「バーコードのない商品」の一覧から、買いたい商品を選ぶことができました。
さらに、スキャンし忘れた商品をカートに入れた場合は・・・
「画面をご確認ください」
とAIが音声と画像でお知らせしてくれるんです。

最後に専用ゲートでチェックを受けたら、お会計は完了。

このお店でカート型レジを使っているのは、ほとんどが50代以上だといいます。
一般的なセルフレジでは、商品を一つ一つ読み込む際に、並んでいる後ろの人が気になって焦ってしまうこともありますが、このカート型レジなら自分のペースでOK。
世代を問わず簡単に使えるシステムの導入で、お客さんの来店頻度が14%上がったほか、お会計時間も74%減少したということです。