九大跡地からも元寇防塁を発見


福岡市東区では、東部には残っていないと見られていた元寇防塁が再開発される九州大学箱崎キャンパス跡地から発見され、福岡市は整備に向けた検討を進めています。

福岡市 史跡整備活用課 中村啓太郎課長「これから行われる街作りの中で、それに調和した形での遺跡の見せ方とかですねそういったものを検討していきながら、最適な手法も探していきながら整備を行っていければと思っています」

福岡市長「お金のかかるハードの整備をする」


去年、観光客向けに2800万円をかけて生の松原の元寇防塁近くに駐車場を整備した福岡市。

元寇という歴史的な遺産とどう向き合っていくつもりなのか、高島市長に聞きました。

福岡市 高島宗一郎市長「お金がかかるハードの整備ということを福岡市がして、そして地域の皆さんを中心とした実行委員会で750年というところに向けて盛り上げていこうということをですね、福岡市としてはしっかり側面から支援をしていきたいということで、750年、また歴史というところに思いを馳せるきっかけになってくれたらというふうに思っています」


鎌倉武士が協力して防塁を築き、力を合わせて戦った元寇。

そのゆかりの自治体が再び力を合わせ歴史を活かして盛り上げていくことができるか注目です。