鹿児島市の山形屋で15日から、全国の話題のパンなどを集めた「パンとカフェのマルシェ」が始まりました。経営再建のニュース以降、初めての大きなイベントに会場は賑わっていました。
午前10時、オープンから6階の催事場には続々と人の姿が。15日から始まった「やまかたやパンとカフェのマルシェ」。県内外から、話題のパンやそれを彩るドリンクなど50社の商品が並びます。

(記者)「惣菜系からスイーツ系まで、ジャンルが豊富なパンが集合。いい香りがしてやられます」
初出店は16社。カマンベールと濃厚なキャラメルクリームをリンゴとパイに包み込んだ、愛知「フロマージュ・ママパイ+」のNYキャラメルアップルパイ。(1個399円)その場で焼きたてが提供され、サクサク触感を楽しめます。

他にも、京都の仕出し店がつくる、厚切りの「だし巻きたまごサンド」(1折701円)に、もちふわ触感のハワイのドーナツ、マラサダ。(1個261円~)

日替わり商品では、チョコレートで有名な「ゴディバ」のパンが、きょう15日と今度の土日に販売されます。訪れた人は笑顔で、多種多様なパンを手に取っていました。

(買い物客)「お昼に佐世保バーガーとサンドイッチ、ミートパイを買いました」
(買い物客)「木村屋のあんぱんを買った。友だちと一緒に食べる」
(買い物客)「牛カツが食べたくて来た」
経営再建についても聞いてみると。
(買い物客)「山形屋が無くなると活気がなくなりそう」
(買い物客)「無くなるっていうのは考えられない。応援してます」
(買い物客)「こういう日は多いけど、普段若い人は来ない。我々の年代の人ばかり」
(買い物客)「山形屋のニュースはびっくりしたが、イベントがあると楽しい。盛り上がってもらえるとうれしいと思う」
山形屋では、経営再建の報道以降、およそ130件の励ましの言葉が、電話や来店した人から届いているということです。
(山形屋広報担当 坂口博英部長)「今回の経営改善につきましては、お客様に影響を及ぼすものではないので、どうか安心していただきたいと考えている。お客様のご期待に沿うためにも、引き続き喜んでいただけるイベントをこれからも開催していきたい」

「やまかたやパンとカフェのマルシェ」と、同じく15日から始まった「ワイン&フードフェア」は、今月20日まで開かれます。














