「お客様への対応を致しません」JR東“カスハラ”対策

また、企業も対応に乗り出しています。4月、JR東日本は“カスハラ”に対する方針を発表しています。

「グループで働く社員1人1人を守るため、カスハラが行われた場合は、お客様への対応を致しません
「悪質と判断した場合、警察・弁護士などに相談の上、厳正に対処します」

JR東日本で実際にあった“カスハラ”被害です。

・切符の変更・払い戻しの手続きをする際に、駅員が変更内容を復唱。すると、女性が「対応が遅く、子どもがぐずった。私のSNSに載せる」と言われた。

・新幹線の車内で、券なしでグリーン車に乗車していたお客さんを普通車に案内したところ、案内が終わった後に、高圧的な態度で乗務員室のドアを蹴られた。

鉄道員へのカスタマーハラスメントは国交省によると2022年度、全国で1124件確認されています。