山之内すずさんも“カスハラ”経験

コメンテーターの山之内すずさんも、カスハラを受けたことがあるそうです。

山之内すず:
高校生のときにハンバーガー屋さんでバイトしてたんですけど、100円だけポンって出して注文を何も言ってくれないんですよ。こっちも「お伺いします」と言っているのに本当に何も言ってくれない。
‟この人の注文はアイスコーヒーにミルク何個に砂糖を何個”、まで覚えないとキレるお客さんが、1人だけじゃなくそのとき何人もいたんですね。
できなかったら「これだから新人は」みたいにすごく強い口調で言われ続けるというのがあって、最初業務を覚えるというよりもお客さんの注文、本来覚えなくてもいいものをインプットしなきゃいけないという作業がすごく大変で、しんどかったですね。
怖かったです、本当に。

“カスハラ”から職員を守る 自治体の取り組み

カスハラに対して自治体も対策を行っています。

東京都東大和市では、顔写真を廃止して名字のみの名刺を作成。
品川区や京都市、船橋市では名字のみの名札を導入しています。
職員のプライバシーを守り、カスハラ被害を未然に防ぐためです。

京都市の職員は、
「市民への責任ある対応として名札の着用は必要だが、所属と名字さえわかれば職員は識別できる」と話しています。