ワクチン保管用の冷凍庫はいま・・・

宮城大学食産業学群 西川正純教授:
「これが仙台市から譲り受けた冷凍庫です」

宮城大学の研究室にある冷凍庫

宮城大学の研究室にある冷凍庫。食品の栄養機能などを調べるために使われています。この冷凍庫、実はワクチンの保管用として自治体が用意したものです。

今年3月で公費負担で行われる無料の接種が終了したため、その役目を終え、企業や大学に譲るなどして有効活用するよう国が求めていました。

仙台市では46台を無償譲渡することになり、このうち9台が宮城大学で活用されています。

宮城大学食産業学群 西川正純教授:
「マイナス80度という超低温の冷凍庫なので、中にはラックが入っていて動物の組織とか細胞を保管している」

この冷凍庫、国の補助で仙台市が購入した際の費用はおよそ70万円と高額で、研究者にとってはまたとない「チャンス」でした。

宮城大学食産業学群 西川正純教授:
「冷凍庫は研究者にとって貴重な機材。高価なこともあってお金を出して買うというのも難しいなかで、提供してもらえることは大変ありがたい」

新型コロナの5類移行から1年。私たちの生活はコロナ禍の経験をふまえ新たな一歩を踏み出しています。

では、新型コロナの感染状況はいまどうなっているのでしょうか。