着られないまま捨てられる服より『長く愛せる服』へ

古荘本店 古荘貴敏社長「商品を大量に扱うことで価格を抑えていたが、そうすると商品の供給量が増えて、実際着られないまま捨てられる。それがものすごい量になってきて、このやり方ちょっと成り立たないんじゃないかと感じた部分がありました。全く違う価値を生み出すこの企画がスタートした」
古荘さんが伝えたい「世界観」を、服を通して形にするのが、ubusunaのクリエイティブディレクターを担当する重藤賢一(しげとう けんいち)さんです。

ubusunaクリエイティブディレクター 重藤賢一さん「ゲイシャ(芸者)、フジヤマ(富士山)、スモウ(相撲)とか、そういう『THE JAPAN』みたいなことはあえてやってないです。日本人が感じる儚さや美しさを服に込めました」

実は重藤さん、衣服をデザインするのは初めて。
普段は博物館のデジタルアーカイブやデジタルコンテンツの開発・制作プロデュースを請け負う会社を経営しています。
重藤さんが最初に取り組んだのは晴れ着としても使えるフォーマル用の服。これまでの経験や知識を活かして新しい世界観を作りました。

重藤さん「晴れの場のパーティーとかに行くとき着ていくものとして着物かタキシード。その中で『和服でもなく洋服でもなく“日本の服”』が作れないかなと思いこれを作った」
重藤さんが古荘さんの思いを形にした服ができました。

古荘さん「これは『月読(つくよみ)ジャケット』。横から見ると三日月をイメージさせるシルエットにしてます。この曲線美が日本の美の特徴かなと思ってます。曲線美を出すには難しい縫製技術が必要」
『ubusuna』のデザインを支えるのは職人の技術です。














