【上越教育大学 いじめ・生徒指導研究研修センター長 高橋知己教授】
「張り詰めた緊張感・不安感、あるいは過度な期待から、こんなはずじゃなかったっていうのがあると、アップダウンが心の中にあるので、その谷間に差し掛かるのが5月だと考えていいと思います」

上越教育大学の高橋知己教授は、不登校の子どもたちが増えるこの時期には、いつも以上に子どもたちと対話をすることが重要だと話します。

「何かあったら話してごらんっていうのを、周りの大人、先生や家族のみんなが、とにかくいろんな話を聞いてあげるのを、4月よりも増やしていい」
「苦しいことを抱えるのではなくて、表現することで解消するって方に向いていってほしいなと思います」

現在フリースクールに通っている、17歳の細越丹珠浬(ほそごえにみり)さんは、およそ2年前、とある“居場所”に出会いました。『自宅待機ぐみ!!!』です。

「不登校の皆が、ボードゲームをやったり、おしゃべりとか…」