ゴールデンウィークなどの長期休み明けに多くなると言われている“不登校”。
そんな不登校の子どもたちの受け皿に取り組む17歳の少年を取材しました。

細越丹珠浬さん・17歳。
細越さんは高校に通っていません。

「もともと発達障害で学校に馴染めなかったりして、体調悪く休んだりとかもあったんですけど…」

子どもの頃に発達障害と診断された細越丹珠浬(ほそごえにみり)さんは、小学5年生のときから不登校になり、卒業式も家で行いました。中学校には1日も登校することはなかったといいます。

「家を出たら、おばちゃんたちが『学校どうしたの?』って聞いてくるから、それでずっと家にいて…」

文部科学省の調査では2022年度、小中学生の不登校の数は全国でおよそ30万人。
新潟県内にも4759人がいます。