沿線にたくさんの神社があるから


福岡市交通局 駅務サービス課・辻聖二課長
「箱崎線は沿線に多くの神社がありまして、ここ千代県庁口駅だと十日えびすの時にお祭りで大変多くのお客様がご利用になられることがあります。もし通常の窓口でまかなえないといいますか、足りないという状況になった時に、臨時の改札が設けられるような構造になっております」

千代県庁口駅が開業したのは1984年。

臨時改札は駅の近くにある十日恵比須神社で、毎年開催される正月大祭に集まる多くの客が利用することを見越して設置されたものでした。

臨時改札は別の駅にも


こうした臨時改札は、千代県庁口駅のほかに箱崎宮前駅にも同じように設けられています。

設置されているのはやはり筥崎宮に近い1番出入り口。

こちらは放生会(ほうじょうや)に備えたものです。