くさいのは「外敵から身を守るため」じっとする個体は『ほとんど臭い出さない』

では、カメムシはなぜ独特の臭いを放つのでしょうか。カメムシは『外敵に攻撃されたとき』に臭いで身を守るということです。そのため、過度に刺激しなければ臭いは出さないとのこと。長島学芸員によりますと、幼いころからのイメージで、カメムシを見ると臭く感じてしまうのですが、実はじっとしているカメムシはほとんど臭くない場合が多いということです。
そして臭いの主成分は「アルデヒド類」という化学物質で、強い臭いもあれば、刺激性もあり、稀なケースですが、その液体が手などにつくと、痛みが生じたり、水ぶくれが起きたりすることもあるということです。














