視察した社長「ベンチを置こうよ」 オープン直前まで検討や試行錯誤を繰り返す
そうした中で迎えた、オープン1週間前の4月19日。この日は矢崎社長がタワーを視察しました。各フロアを確認していきます。
(富田部長)「音に合わせてレーザーが変わるんですよ」
(矢崎社長)「レーザーって鏡で?」
(担当者)「反射します。なので、すごく小さい部屋なんですけど、奥行きがあるように」
(富田部長)「結構ここは人がたまりそう」
(矢崎社長)「ここは盛りだくさん感があるな」
順調に確認が進む中、ある階で矢崎社長の足が止まりました。社長がまず指摘したのは、展望フロアに設けられたフォトスポット。数や設置場所などが気になったようです。
(矢崎社長)「これは寂しいわ。写真撮影のフレームがいっぱい並んでるんやったらいいけど、これだけがなんか微妙に唐突感が…。これ重いの?」
(社員)「2人か3人で持てば…」
(矢崎社長)「移動させてみる?」
「タワーを訪れた人たちに存分に楽しんでもらいたい」と、妥協を許さない社長からは他にも指摘が。
(矢崎社長)「うーん…何ができるか考えよう。ベンチとかは?」
(社員)「ないです」
(矢崎社長)「置こうよ」
この後も、内装の変更について、検討や試行錯誤が繰り返されました。
(富田浩幸部長)「社長の客観的な意見は結構大事だと思います。スケジュール的に厳しいかなというところはあるが、あと1週間ちょっとあるので、やります」