“1枚の写真”で住所特定

加藤キャスター:
ただ、家にいないからといって、自宅の住所がかわらないのでは、と思われますよね。

なぜ自宅までわかってしまうのか…

SNSの投稿をさかのぼると、自宅で撮った写真でも、▼特徴的な建物があると場所が大体わかってしまう(背景の映り込み)、マンションなどは階数もわかってしまう可能性があるということです。

さらに今の投稿には、▼GPSデータ(位置情報)の添付などもできるので、より詳細に場所の特定が可能だということです。

対策について…

防犯アドバイザーの京師美佳さんによると「旅から帰宅後に投稿。GPSをオフにして」ということが防犯上はいいそうです。

投稿している方は今一度、GPS添付の機能がオンになっていないか確認した方がいいかもしれません。

日比麻音子キャスター:
やはりSNS“1枚の写真”でも多くの情報が入っているものです。例えば、「こんなバッグを買ったよ」「こんな時計を買ってみたよ」の投稿も「これを持ってますよ」という情報になってしまいますよね。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
怖いものですね。SNSはやはり気を付けないといけないので、僕も家で撮るときは(カーテンなどを)しっかりと閉めようと思っています

日比キャスター:
今村さんは、出張などでいろいろなところに行くことも多いですよね?

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
実際に僕たちは、今ここ(TBSテレビの生放送)にいるからね。

僕は地元を離れるときは、留守役というか、江戸時代ではないですが留守番の方がいるので大丈夫だと思います。ただ、しっかりと気を付けないと駄目ですよね。