こちらのスーパーでは、サニーレタスが例年より100円ほど高い258円、キュウリも3本で258円など、野菜は全体的に例年より2~3割高くなっています。

先月から続く日照不足で、野菜の生育が進まないことなどが、値上がりの原因だといいます。

(男性客)
「たくさん買わず、きょうの分だけ。1個だけとか」

(女性客)
「ちょっと高いと思うけど、安いものもあるから、安いものを選んで買っている」

(記者)「例年より100円ほど高いキャベツですが、消費者が少しでも買い求めやすくなるように、2分の1や4分の1に小分けされています」

こうした中、店では野菜をカットして小分けにすることで、買い求めやすい価格にするなど工夫していました。

(Aコープ・キラメキテラス店 堀之内和喜店長)「これから先の野菜は夏野菜になってくるので、日が照らないと病気や生育不足が出てくる。量が増えてくる見込みはいまのところは不透明」

物価高騰に加え、日照不足などによる野菜の価格上昇。影響の出口は見えないままです。