ポイントは‟消費”から‟運用”へ
今はポイントを貯めた後、ただ使うのではなく、「運用」をするのがトレンドになってきています。
「運用」と「投資」があり、違いは以下の通りです。

≪ポイント「投資」≫
投資と名のついている通り資産形成が目的です。
保有ポイントで、金融商品、例えば株などを購入することができます。本来の金融商品と同じように、元本割れのリスクもあり、手数料などがかかる場合もあります。
分配金・配当金を受け取るときはポイントではなく現金でもらいます。
ただ資産形成として株などを買うということで、証券口座や税務申告などが必要になります。
≪ポイント「運用」≫
ポイント運用の目的は、ポイントを増やすことです。
サービス提供会社が指定するコースから選んで運用します。
デメリットとしては、投資対象の選択肢が少ない・ポイントが減るリスクなどがありますが、手数料などは基本的にかかりません。
受け取りはポイントなので現金のやり取りはなく、従って証券口座などは必要ありません。
ほったらかしで自動運用 4年で3万ポイント増

実際にポイント運用をしている、ポイ活主婦&節約ライターの谷口さんにうかがいました。
谷口さんは、日常的にポイントを貯めたり使ったりするのに加え、PayPayでポイントを運用。
▼金と連動してポイントを運用する「ゴールドコース」
▼IT関係の企業に連動して運用できる「テクノロジーコース」
などからコースを選び、保有ポイントのうち何ポイント運用するかを決めます。後は自動運用でほったらかしに。
4年間ほったらかしにしたところ、元々6万5350ポイントだったものが、4年間で9万7606ポイントに。3万2256ポイント増えたそうです。
谷口さんは、
「全力投球で全てやると面倒くさくなってしまう。今すぐ使うポイントではないなら現状維持しつつ、残高が足りない場合に使うとき以外は放っておけばいいと思う」
と話しています。
※投資は自己責任です。リスクがあります
恵俊彰:
よく分からないんですけど、何に使われているんですか?運用って。
「ポイ探」代表取締役 菊地崇仁氏:
基本的に、投資信託を代わりに企業が買っているんです。例えば金のコースを選ぶと、PayPay側が金に連動する投資信託を買います。それが上がって売却すると、PayPayがそれを戻してくれるという仕組みです。
PayPayの場合は、自動でポイントを追加するというオプションがありますので、本当にほったらかしでいけますね。
弁護士 八代英輝:
僕は、PayPayポイントは金連動で運用していて、楽天ポイントはポイント投資で投資信託にしてます。
恵俊彰:
ポイントって、「今日ガソリン入れたからついたかな」とか、「牛丼食べたからポイントついたな」とか思って、溜まったものを映画館で使ったりしてましたけど、今は違うんですね、時代が。
弁護士 八代英輝:
僕も使わなかったポイントがずっとあって、もったいないことしたなと思って運用することにしたんです。
コメンテーター 水谷隼:
楽天とかdポイントを持っていて、あまり使った記憶がないんですよね。もうすぐ有効期限が切れるとなって、別に欲しくないのに急いで使うパターンが多いので、投資だったらもうその瞬間にお任せしちゃえばいいですね。














