なぜ?「別の夫婦で決まった」
同性カップルにつきまとう“部屋探しの壁”。
東京・世田谷区に住む29歳の同性カップルは、入居の審査すら受けさせてもらえなかったうえ、“ある言葉”に絶望したといいます。
東京・世田谷区在住 29歳
「同性カップル、特に男性同士は『イレギュラーで受け入れた経験がない』ということで、何件かお断りをされてしまったという状況です」

「同性カップルっていうだけで、そもそも審査の土俵に乗れないっていう厳しい現実をそこで初めて知りまして、すごくちょっと絶望というか…」
さらに、こんなケースも…
気に入った物件の審査は通過。不動産会社から「数日で契約に進めます」と連絡を受けていたのですが、その後、まさかの事態に!

東京・世田谷区在住 29歳
「自分たちの場合は2、3週間くらい連絡が全くこなくて、こっちから催促した時に『実は別の夫婦の入居決まったそうです』と言われました」
物件のオーナーは、後に申し込んだ男女の夫婦を入居者に選んでいたというのです。
こうした“部屋探しの壁”に直面し、1人で住む契約を交わしたうえで、大家に内緒で2人で住んでいる同性カップルもいます。