「もっと背負わせてあげたかった」陽音くんのランドセル…弟・丞くん「自分が使う」

 3人の子育てに追われながら、亜紀さんが袋に入れたまましまっていたのが、陽音くんのランドセルです。まだ真新しいランドセルをずっと開けることができませんでした。

 (亜紀さん)「ランドセルは小学校に通った証しというか…子どもたちの、その日その日の感情が詰まったものだと思うので、思いが詰まっているし、もっと背負わせてあげたかった。きれいなままなので、もっと汚してほしかった」


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 1年ほどしか背負えなかった陽音くんのランドセル。去年、小学校入学を控えた丞くんが、ごく自然に「自分が使う」と言いだしたそうです。

 (丞くん)「(ランドセルは)にぃにぃのお守りだから」