陽音くんは「世界を病気いっぱいにする鬼を退治してくれている」
しかし、再び病状が悪くなり入院。この時、亜紀さんのお腹には赤ちゃんがいて、陽音くんはノートにこんな言葉を残していました。
『弟ができること』
病気が進行し鉛筆をうまく握れなくなっていましたが、必死で書きました。それから2か月後、陽音くんは亡くなりました。8歳でした。
陽音くんが亡くなったのは、椛さんが2歳の時。後に産まれた椿さんも丞くんも、お兄ちゃんに会ったことはありませんが、3人にとって陽音くんは自分たちを守ってくれる大切な存在です。
(椛さん 椿さん 丞くん)「(Qお兄ちゃんはどこにいる?)天国。世界を病気いっぱいにする鬼を退治してくれている」