4月13日夜、静岡県内の東名高速で起きた落下物への連続接触事故。けが人こそ出なかったものの、被害車両の全容がわからないほど、深刻な事故だったことが取材で明らかになってきました。夜間の高速道路で、落下物に遭遇した場合、わたしたちドライバーは一体どう対処すればいいのでしょうか。

写真に写った道路の真ん中に落ちている物体。よくみると、網目状になっています。落下物は、これ1つだけではありませんでした。
<社会部・中西結香記者>「沼津市足高の東名高速道路下り線です。この道路上に、フェンスのようなものが複数落ちていたということです」
13日午後9時ごろ、東名高速下り線・静岡県沼津市の沼津ICから愛鷹PAの間に大量の落下物がありました。その正体は、金属製のフェンス。警察によると、この区間に約20枚散らばっていました。今回の事故で、少なくとも27台の車が落下物に接触したことが確認されています。
当時、現場を走っていた人に取材すると、その事故の深刻さが明らかになってきました。