4月17日の夜、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6、最大震度6弱の地震が発生しました。まずはマグニチュードと震度の違いを確認します。「マグニチュード=地震そのものの大きさ(エネルギー)」で、マグニチュードが1増えれば(M6→M7)規模は約32倍、2増えれば(M6→M8)規模は約1000倍と、桁違いに大きくなります。

 これに対して「震度=その場所の揺れ」のことで、▼震度6弱=立っていることが困難、耐震性の低い木造は倒壊も ▼震度6強=這わないと動けない、耐震性の低い木造倒壊が増加 ▼震度7=鉄筋コンクリートでも耐震性が低いと倒壊増加 など被害の目安が示されています。

 では今回の豊後水道を震源とする地震と、南海トラフ地震との関係はあるのでしょうか。