北海道は「祝電を出すかどうかは、個人の判断だった」とする一方で「特定の議員への祝電を依頼したと取られるような対応は適切ではないことから、今後は取り止める」としています。

長谷川氏と北海道をめぐっては、国の予算成立時などに下記のような対応をするよう、北海道が幹部などの職員に対し、組織的にメールをしていたことも明らかになっています。
◆国の予算成立時の北海道の対応
・「計画推進課」が各部署に御礼連絡するよう、何度もメール
・部長職は上空の機内でも、Wi‐Fiが使える場合は成立時に即
・Wi‐Fiが使えない場合は、空港到着時に即
・補正予算の成立時、政府予算案の閣議決定時も
◆副知事含む北海道幹部4人の出張
・昨年度で62回、費用は約518万円
・長谷川氏だけに会うためは15回、約110万円
・会議に出席するよう言われて行っても、本人不在ケースあり
・前日の夕方「明日の午前9時に来るように」の急な指示も
・今後、課長級以上の700~800人も調査
