マーケット的にも熟成されつつある

宮崎市中心市街地で相次ぐマンションの建設。

専門家は、都市部に比べて、宮崎では建設にかかるコストを抑えられることが一つの要因だとしています。

(さくら綜合鑑定所・不動産鑑定士 上村芳朗さん)
「マンションを建てるときの大きいコストの一つが用地取得費。(宮崎は)それがある程度、安価、(土地の)供給がまだまだあるということだろうと思う。そうすると投資意欲が湧いてくる」

また、若い世代でマンション購入の需要が高まっていること。

さらに、高齢世帯では管理が難しくなった戸建てを処分してマンションに移り住むようになったことなども背景に、売り手と買い手双方から市場が盛り上がっていると指摘します。

(さくら綜合鑑定所・不動産鑑定士 上村芳朗さん)
「マーケット的にも熟成されつつある。そこに、投資意欲を持った県外の業者が入ってくると。両方のニーズが一致しているんだろうなと。これからもしばらくはこの勢いが続くだろう」

市街地エリアの開発が進む中、加熱するマンション建設。
街がどのように変わっていくのか注目です。