「PET検査」実際に体験

PET検査はどのような流れで行なわれるのでしょうか?
ひるおびの飯田麻菜美リポーターが、横浜市のゆうあいクリニックで体験しました。

≪検査の流れ≫
▼受付で検査に関する注意事項や、5時間前から食事を抜いているかなどの確認

▼身長・体重・血圧などの基本検査

▼PET検査の薬を投与

飯田リポーター
「実際にお薬を投与していただいたんですが、針を刺す感じは点滴とか採血のときと同じような感覚ですね。チクッとした若干の痛みはありますけど全く違和感はないです。」

投与の後、検査薬を全身に行き渡らせるため安静室で1時間休みます。
このとき、読書をしたりスマートホンを操作すると、脳や筋肉に検査薬が集まり検査結果に影響が出てしまうので、目を閉じてリラックスすることが重要です。

▼PET‐CT装置で全身を撮影

PET‐CT装置とは、PETとCTが一体化した装置です。
PET画像とCT画像の両方をほぼ同時に撮影することが可能で、2つの画像を組み合わせることで、診断能力が向上します。

CT撮影は約30秒ですが、PET撮影はゆっくり撮影していくので約20分頭から足の付け根までくまなく撮影していきます。

検査後の飯田リポーターはー
「できるだけ何も考えない方がいいということだったので、無の状態で目を閉じていました。音楽とか映像とかがなかったとしても、体に対する負担というのは全くなかったです。
若干機械の音がしますけど、特に敏感な方じゃなければ気にならない程度かなと思います。」

▼診察室で撮影したPET‐CT画像の説明を受ける

飯田リポーターの検査結果は、異常なし。
ただ、数か月前に脱臼した左肩に少し炎症があるのがPET検査で分かりました。

ゆうあいクリニック 吉田啓介院長
「悪性腫瘍、がん以外ににも集まる検査ですので、肩の炎症も鋭敏に見つけることができます。」

飯田リポーター
「心当たりのある部分に色がついていてよかったです。全くわからないところに色がついているとちょっと不安になりますけど、お話を聞いて理解しました。」

こちらのクリニックでは、受付から約3時間で全ての検査を終えることができました
総合的な検査結果は、後日郵送で届きます。

飯田リポーター
「まずは結果を聞いて、特に大きな異常はないということだったのでほっとしました。体に負担があるのかなとちょっと不安だったんですけど、負担が少ないわりにすごく精密な結果が出るということに驚きました。」