1日は、凄まじい暑さが山陰を襲いました。特に鳥取県の「米子」では観測史上最高となる38.9度を記録しました。

薄井靖代キャスター
「午後2時過ぎの米子市の公園です。遊具もかなり熱くなっていて手で触れるとやけどしそうなくらいです」

暑すぎて、公園はガランとしていました。

子どもは
Q公園楽しい?
「あちゅい」

午後2時18分、米子で観測された気温は38.9度。観測史上最高を記録し、この日、日本で2番目に暑い場所となりました。

小林健和キャスター
「強い日差しが肌を焼きにかかっています。こうした中、涼を求めてでしょうか?皆生の海水浴場は多くの人でにぎわっています」

山陰各地で35度を超える猛暑日となった1日。
鳥取県では、米子38.9度、境38.5度、倉吉36.3度と、それぞれ観測史上最高を記録しました。

米子市内の海水浴場は親子連れなどを中心ににぎわいました。
海から上がってきた人たちは、素早くテントに入って日差しを避けます。

大阪からの海水浴客
「暑いよねこれ。海につかればそんなに暑くもないけど、これは日陰がなかったらもう、いられない」
岡山からの海水浴客
「めちゃくちゃ暑い。痛い」

猛暑は島根県松江市でも。

三宅純人 記者
「午後2時半の松江市です。もうあまりの暑さに私座りながらリポートしています。ときどき風が吹くんですけど、それも熱風でまるでサウナに蒸されているかのような危険な暑さです」

松江では37.5度を観測。
堀川遊覧船の乗船場近くでは、かき氷を求めてカフェに駆け込む人の姿も見られました。

東京からの観光客
「すごく暑いです」
「暑すぎて(かき氷が)食べたくなって、これからお昼なんですけど食べちゃいました」

そして、灼熱の鳥取砂丘(鳥取市)では…

日野彰紀 記者
「鳥取砂丘に日陰はありません。帽子や、水分を用意しないと観光も危険な旅となってしまいます」

見晴らしのいい「馬の背」まで往復するのは、一番の定番コース。
しかし炎天下で、往復30分ののぼりくだりとなります。

観光客は
「あそこの坂で走って体力を使ってしまったので…」
「かなり暑いです。歩くのがしんどいですね」

この危険な暑さは明日も続く見込みで、熱中症への十分な警戒が必要です。