柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「プラントの設備がしっかり機能を持っていることを私の目で確認しなければいけない。確認をするために燃料を入れなければ確認できない部分が残っている。納得するためにも燃料を入れるステップがあるということ」

柏崎刈羽原発は福島第一原発事故の後、2012年3月から全ての原子炉が運転を停止しています。

その後、順次原子炉から核燃料が取り出され、2016年12月を最後に全ての原子炉から燃料がなくなっていました。東電は燃料装填に合わせ、宿直員をこれまでの8人から51人に増やしたということです。

再稼働をめぐり地元の同意が焦点となる中、柏崎市の桜井雅浩市長は「まだ制御棒を抜く段階ではないし、電気を生み出す段階ではないが、それに向けてのプロセスの1つ。しっかりと安全性を確認してもらうことが今回の燃料装荷の意義だと考えている」と話しました。
一方で新潟県の花角英世知事は、再稼働に同意するかどうか、態度を明らかにしていません。















