安倍元総理事件の報告書に「インターネットが多数」

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(記者リポート)「安倍元総理の事件に関する報告書を読んでみると、『インターネット』というキーワードが多数出てきます」警察庁が公表した報告書には、「インターネット」というワードが10回使われている。

【警察庁が公表した報告書】『近年は我が国においてもインターネットを通じて、銃器等の設計図、製造方法等を容易に入手できる。インターネットを通じて、特定のテロ組織などと関わりのない個人が過激化し得る』

 現場での警護計画については「インターネットの普及で過激な犯行を想定する必要があった」としている。しかし、現実は…。

【警察庁が公表した報告書】『銃器等を使用して襲撃する事案を具体的に考慮しておらず、警戒の対象を聴衆の飛び出し等のより危険度が低い事案に向けていた』

 警護員らの注意は目の前に置かれていた。インターネットを通じて手製の銃を作るなど予想だにしていなかったのだ。