憧れの“ピッチ内外お姉さん”
白沢選手がインタビューの際、何度も口にした言葉があります。
「ユウリさんを目標に…」
「ユウリさんのように…」
彼女の憧れの存在、それは同じチームでプレーする新潟市出身の川村優理(かわむら・ゆうり)選手(34)です。
白沢百合恵選手(20)
「お姉さん的な存在で、ピッチの外でもすごく明るくて気さくにしゃべってくれるし、ピッチ内では本当にいてくれたら安心するようなプレーをしてくれて…“ピッチ内外お姉さん”って感じです」
新潟出身で2015年の女子ワールドカップに出場し、アメリカのチームでもプレーした経験を持つ川村選手。“世界”と戦う一方で、度重なる膝のけがも経験しています。白沢選手が中学生の頃にけがをした際、同じタイミングで川村選手がリハビリをしていたそうで、早くプレーに復帰したいという川村選手の気持ちが痛いほどわかったと言います。だからこそ、強い憧れとなっているのかもしれません。

「優理さんは、攻撃だったら顔出してほしいところに常にいてくれるし、守備だったら『そこ危ないよな』というところにもいてくれたりとか…ポジションは違うんですけど、優理さんのような選手になりたい」
今、川村選手と同じチームでプレー出来ていることを「本当に楽しい」と話す白沢選手。
川村選手以外にも、“世界”と戦った経験のある選手とプレーすることで、白沢選手のプレーがさらに洗練されていきそうです。














