智頭石油 谷口俊介 新事業推進室長
「車のデータ、職員のデータ、あと予約のデータを引き継いで、4月以降に運用できるようにしていきたいなと思っています。」

智頭石油がこのシステムを開発した背景には、事業のひとつであるカーシェアリングでの実績があります。
いつでも無人で車を貸し出せるようにするため、車内にキーボックスを設ける方法を考案していて、これを応用できると思いつきました。

智頭石油 米井哲郎社長
「車に取り付けるのではなくて、建物の方に取り付けさせて頂いて、公用車を皆さんで合理的にご利用いただこうということでやっています。」

今月の予約状況を見てみると、どの車にいつ予約が入っているのか一目瞭然です。

日時や行先、用件などをパソコンで入力して行う予約は「午前」「午後」というような大雑把な分け方ではなく、5分単位で時間を設定できます。
更に、予約があっても一定時間キーの受け取りがないと自動でキャンセルされる機能もついていて、車が使われていない時間を極力短くすることができます。
加えて、50台に及ぶ市の公用車を部署ごとでなく一括管理することで、他の部署の職員が利用できないという無駄も省けます。