青森からパリ五輪目指す… 男子100mのホープ・大上直起選手

新社会人として勝負の1年が始まった大上選手、10日は初めて青森での練習拠点となる競技場のトラックを踏みしめました。陸上の花形・男子100mのホープは、この春、仙台大学の大学院を卒業し、青森県に拠点を移しました。

大上直起 選手
Q.競技場の印象は?
「規模が大きいなというところで、走りたいなと感じます。気持ちが高まってきます」

大上選手の名前が一躍注目を浴びたのが、2023年7月の岩手県選手権。追い風参考記録でありながら10秒06をマークしました。

高校時代は全国舞台を経験したことがなく、当時の自己ベストは11秒05。ただ、仙台大学の6年間で着実に力をつけ、2023年は10秒15までタイムを更新しました。