高齢者による事故を防ぐための もう一つの取り組み『高齢者講習』
70歳以上のドライバーに受講が義務付けられている『高齢者講習』に参加していた、新発田市の斎藤義雄さんは、現在87歳で60年以上運転を続けています。
― どんなことを心がけて運転していますか?
「やはり安全確認、本当に気を付けています。あと交差点」
ただ、4年前に一時停止違反をとられてしまったことがあるそうです。
「一時停止をしたんですけど、絶対したんですよ。だけど止まってなかったと…」
『高齢者講習』では、高齢者事故の特徴などについて指導員からの講義のほか、動体視力や“夜の視力”などを計測する運転適性検査や実車指導もあります。

【新発田自動車学校 菊地拓指導員】
「例えば、夜の視力が悪いのであれば明るいうちに運転をするとか、動体視力が落ちているのであれば速度を控えて運転するとか…。自分を知る場だと思うので、それを知ったうえで、自分自身で無理のない範囲内で運転してもらうのが大事」