しゅふのリアルな感情をつづった“しゅふ川柳”のノミネート作品が発表されました。どんな句があるのか?「しゅふ川柳」とは?
開催2回目にして約3000句もの応募!主婦・主夫の喜怒哀楽がテーマ
山内あゆキャスター:
サラリーマン川柳は聞いたことがありますが、「しゅふ川柳」は初めて聞きました。

男性も女性も「しゅふ(主婦・主夫)」=生活を支える皆さんの日常や喜怒哀楽をテーマにした川柳を募集し、2023年に初開催したところ、大好評だったそうです。
2024年の応募総数は約3000句で、男女比がほぼ半々という点も世相を反映しているように思います。
「はたらく」、「家計」、「母の日・父の日」といった募集テーマがあり、入賞作品は4月26日に発表となります(※一般応募は締め切り済み)。

ノミネート作品を見ていきましょう。「はたらく部門」から、▼「テレワーク お昼休みは 家事・育児」(男性・51歳)。「こんなことなら、会社に行けばよかった」ということでしょうか。
続いては、40歳の男性が妻から言われた一言です。▼「『手伝うよ』? 食器も服も 君のだよ?」。あるあるですよね。
ホラン千秋キャスター:
「手伝うって何?」って、私の友人もよく言っています。
山内キャスター:
次はクイズです。▼「家事育児 AIよりも <?>が勝つ」(女性・59歳)。<?>には何が入るでしょう?
ホランキャスター&井上貴博キャスター:
「愛」が勝つ。
山内キャスター:
正解です!「AI」よりも「愛」と、上手いですね。
「家計部門」からも韻を踏んでいる作品です。▼「税は増え 家計簿からは 贅(ぜい)が消え」(女性・41歳)。
ほかにも、▼「気兼ねなく 見切り品を買える セルフレジ」(男性・50歳)。
ホランキャスター:
気にする方がいるっていいますもんね。
山内キャスター:
次のクイズです。▼「コロナより <?>減った 物価高」(女性・42歳)。
井上キャスター&田中ウルヴェ京さん:
「外食」?
山内キャスター:
2人とも冴えてますね。▼「コロナより 外食減った 物価高」です。
「母の日・父の日部門」です。▼「プレゼント 何より欲しい 家事代行」(女性・36歳)。▼「『母の日』は ワインで『父の日』 発泡酒」(男性・62歳)。
4月26日に大賞、優秀賞が選ばれるということです。
井上キャスター:
ほかの作品もたくさん見たくなりますね、どれも本当に秀逸です。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
「あるある」「いるいる」と、自分たちが共感できるのはすごいですね。