日本の近代製鉄を支えた岩手県釜石市の旧釜石鉱山事務所に残る貴重な文化財を、最新の技術でデジタル化し後世に伝える取り組みが6日始まりました。
これは釜石市とNTT東日本が結んだDX推進による地域活性化の連携協定に基づくものです。明治の初期に描かれた東北地方の地質図は最新技術によって古びた紙の質感まで忠実に複製されました。また、旧釜石鉱山事務所や一般公開されていない坑道内を仮想的に巡るバーチャルツアーはインターネット上でも体験できます。これらが体験できる催し『釜石鉱山を体感する!!』は5月13日まで釜石市甲子町大橋の旧釜石鉱山事務所で開かれています。