岩手県議会9月定例会が招集され、初日の25日は正副議長の選挙が行われ、投票の結果、議長に城内愛彦氏、副議長に佐々木努氏が選出されました。

県議会の正副議長選挙は、慣例で2年に1度行われています。
本会議初日の25日行われた議長選挙では、欠席1人を除く議員47人全員による投票の結果、第1会派・自民党所属の城内愛彦氏が29票を獲得して、第2会派・希望いわての軽石義則氏の18票を上回り当選しました。

県議会で達増知事とその勢力に対抗する自民党会派からの議長選出は、2013年以来となります。

(城内愛彦議長の所信表明)
「県民の信頼と期待に応えられるよう、誠心誠意努力を致してまいる決意であります」

また、副議長選挙では、同じく29票を獲得した2つある第3会派のうちの1つ、いわて県民クラブ・無所属の会の佐々木努氏が当選しました。
そのほかでは、県が昨年度の一般会計など決算15件と2025年度の補正予算案など議案25件を提案し、初日を終えました。

県議会9月定例会の会期は10月24日までの30日間です。