“こんな商品があれば売れるんじゃない?”という発想で作るな!

―――会社の強みを教えてください。
 例えば、色鉛筆一つでもそうですが、鉛筆って世界中にいっぱい昔からあります。でもフェリシモが色鉛筆を作るとこうなると。だからたぶん同じものを見ても違うアウトプットを想像できる想像力みたいなものは強みかなと思います。商品もものすごく独創的なものが多いですし。商品で言いますと、うちの場合は「こんな商品があれば売れるんじゃない?という発想で作るな」と言っています。「自分が本当にほしい、自分がお客さまだとしたらほしくなる、買いたくなるような商品を作ってね」と。でないと独創的なものは生まれないし、模倣しかできない。

―――自分がほしいものを作る商品開発なんですね?
 ひとりひとりが情熱を注げる、愛情を注げる商品を作ってほしいと頼んでいます。だから「うちは事業性・独創性・社会性を大事にしてください」とよく言うんです。事業性というのは事業として当たり前のことだけれども、独創性は、絶対よそのマネをするなという独創性。もうひとつは、社会性。「その3つの輪を書きまして3つの輪の交じりあうところを目指そうね」と社長になってこの30年あまりずっと言い続けてきました。