飲み会帰りの“ひとり時間” 日記を書く男性
午前0時45分、1人の男性がやってきました。
「深夜に入れるところを探していたので、タイミングがちょうど良かったです」
建築事務所で働いている男性。会社の飲み会の帰りにしんしんしんに初めてやってきました。
「黒板があったり、換気扇が上についていたり、おもしろい場所ですね。新しいツルツルしたものっていうよりも、こういう年季が入ったものが集まっていて、落ち着けますね」
男性が取り出したのは手帳。
「書き留めたい言葉とかをここに書いたりして、自分の頭を整理するために使っていますね」
入店から1時間。男性はもくもくと日記を書き続けていました。
それぞれの時間を静かに見守る深夜喫茶。京都・北白川の夜はしんしんしんとふけてゆきます。