なぜ宮城を訪れたのか
そんな一枚田さん。故郷の復興のかたちを探ろうと、初めて東日本大震災の被災地に足を運びました。
石川・珠洲市出身 一枚田愛さん:
「能登とは津波や地震の規模が違ったと思うが、復興の形を見てそれぞれの市や町が力を合わせて頑張って来たことがすごく伝わった」

復興への見通しが立たないなかまず、できることから取り組み前を向いて歩んでいく決意をしました。
南三陸311メモリアル顧問 高橋一清さん:
「時間はかかっても必ず復興するので、それを信じてくださいということをメッセージとして、強くみなさんに受け止めてほしい」

石川・珠洲市出身 一枚田愛さん:
「本当に長い道のりになると思うが、住民たちでどのようにまちづくりをしていきたいか話し合いながら、確実に時間をかけながらでも自分たちがつくりたいまちをつくっていきたい」

能登半島地震の発生から3か月。一枚田さんは、生まれ育った能登の復興に向け気持ちを新たにしていました。