ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から5か月戦火を逃れたウクライナの人たちが日本でも暮らしています。
ハウステンボスで音楽活動をしているウクライナ人男性と、先月、佐世保市に避難してきた彼の親族4人の今を取材しました。


ハウステンボスのステージで「故郷に帰りたい」(ジョン・デンバー)を歌う2人


♪ take me home , country roads
 (故郷に導いてくれ カントリーロード)
 ~Thank you so much


佐世保市のハウステンボスで8年前から活動しているウクライナ人の男性デュオ『マキシマム』


アレク・パシュコフスキーさんの母と姉の家族(甥・姪)4人が、先月、NPO法人の協力でウクライナから避難してきました。


アレクさんの母 ナターシャさん(59):
「日本の皆さんに感謝しています。日本で息子が活躍する姿を見られるなんて本当に幸せです」

(機関銃の音が響くウクライナ)
ことし2月から続くロシアの軍事侵攻。アレクさんの故郷・ビンニツァは安全とみられていましたが、アレクさんは家族に日本への避難を勧めました。

アレク・パシュコフスキ―さん(36):
「母はロシア軍もここまで攻めてきてないから大丈夫というのですが、街が破壊されてからでは遅いので、安全な今のうちに避難した方がいいと言いました」