患者の財布から現金を盗んだ疑いなどで逮捕された県立宮崎病院の看護師の男性に対し宮崎区検は窃盗と窃盗未遂の疑いについて29日付で不起訴処分にしました。

不起訴処分となったのは県立宮崎病院の26歳の看護師の男性です。

男性は去年、勤務する県立宮崎病院で入院していた男性の財布から現金およそ2万円を盗んだほか、別の入院患者の所有物を物色したとして、窃盗と窃盗未遂の疑いで逮捕されました。

宮崎区検は、窃盗と窃盗未遂の疑いについて29日付で男性を不起訴処分としました。

不起訴処分の理由として宮崎区検は、「証拠関係に鑑みた」としています。

一方で、宮崎区検は病院内の女性用トイレに侵入したとして男性を建造物侵入の罪で略式起訴しています。