宮崎県延岡市の議会事務局長の人事をめぐり、市長と議長がそれぞれ別の人に内示を出していた問題です。
市長と議長の間で折り合いが付かない状態が続いていましたが、結局、議長の内示が実施されることが決まりました。
この問題は、地方自治法で任免権がある松田満男議長が、事務局次長を新たな事務局長にすると内示したのに対し、読谷山市長が市役所の役職上、2段階昇進となり公平性に欠けるなどとして、別の人に内示を出していたものです。
読谷山市長は、松田議長に対し質問状を提出して説明を求め、28日は2人が直接、対談しました。
(松田満男議長)
「このような事態を招いていることが非常に残念です。すばらしい職員がいるというのに・・・」
(読谷山洋司市長)
「私の方が残念です」
(読谷山洋司市長)
「業務に支障が出る話でしたので、この3月13日付のようなこういう発令したので、通知するというのはこれはぜひやめていただきたい」
松田議長は今回の人事について「百条委員会の設置などイレギュラーな形の議会運営を行っている中で、今の体制を引き継ぐ必要があると判断した」などとする回答書と、人事異動内示変更の要請書を市長に手渡しました。
これに対し、読谷山市長は「職員は市長部局で採用しており、人事の責任と権限がある」とした上で、総合的に判断するとしていました。
そして、新体制スタートまで3日に迫った29日、読谷山市長は、自身が内示した職員は、市長部局において部長級の職に就任させるとの文書を議長あてに提出。
これにより、議長の内示が実施されることになりました。
(延岡市 読谷山洋司市長)
「議長がなんら聞く耳を持たずに、一知半解な机上の空論に基づく独善的な判断を実現したいと主張し続けているので、私どもとしては優秀な人材については市長部局内の部長級職員として活躍してもらう必要があると考えたので、そのように処遇をしていきたいという結論にいたった」
一方、松田議長は「このような結果になるのはある意味、当然の結果と考えています」とコメントしています。














