保有資産をデータ化できれば融資も円滑に

このシステムはスマートフォンのアプリとして提供される予定で、シーエーシーでは年内のサービス開始を目指しています。

井場辰彦さん:
「難しいからこそ、取り組んでいかなきゃいけない取り組み、価値のある課題なんじゃないかなと思っています。
魚を育てることも、日々天候が変わったりで、すごく神経を使う作業かなと思っています。なるべくそちらに集中できて、邪魔にならず、かつ今は手作業になっているところがちょっとでも効率的になるような形になって使っていただければありがたいかなと」

このシステムが実用化されれば、養殖業における魚の資産価値をデータで算出することも可能になり、金融機関からの融資の円滑化にもつながると期待されています。

長崎の課題から生まれたAIアプリが国内の養殖業者の救世主となる日が来るかもしれません。