日銀17年ぶり利上げの影響は!?
金利がある世界に中小企業は身構えている。神奈川県愛川町の段ボールメーカー「コンポ―」(売上高20億円。従業員数50人)。産業用から食品・飲料用まで、多品種少量生産を行っている。

コンポ―株式会社 歳原博幸社長:
物が動くというところに関しては全部使うんですね、段ボール。
段ボール事業は装置産業とも言われていて、この会社も、工場の移設や設備投資のために、金融機関から10億円以上の融資を受けている。

コンポ―株式会社 歳原博幸社長:
景気によるが、(金利が)1%近くになる可能性がある。1%というのは、弊社の場合は結構な金利負担になる。金利もいずれボディーブローに効いてくるだろうし、賃上げもしなければならない、運送費も上がってくる。(それらを)これから乗り越えなければならない。

利上げと賃上げ、そして物流費の上昇とトリプルパンチが経営に重くのしかかっている。