未成年と知りながら10代の少女に性的な行為をしたとして、熊本県警が27歳の男を再逮捕しました。

不同意性交等と不同意わいせつの疑いで再逮捕されたのは、熊本市東区長嶺南の自営業、坂本泰人容疑者(27)です。

坂本容疑者は、今年11月24日の夜から26日の朝まで、熊本県内に住む10代の少女を自宅アパートに泊めた際、未成年と知りながら複数回、性的な行為やわいせつな行為をした疑いが持たれています。

11月26日に少女の母親が「行方不明だった娘が家に帰ってきた」と通報をして、警察が少女に聞き取りなどしたところ、事件が発覚しました。

坂本容疑者は警察の取り調べに対し「相手が求めてきたので性的な行為をした」と容疑を認めているということです。

坂本容疑者は、この時期に同じ少女を自宅に連れ込んだとして、未成年者誘拐の疑いで12月4日に逮捕されています。

「不同意性交等罪」相手が未成年の場合 対象は

警察はこの少女の年齢を明らかにしていません。未成年に対する不同意性交等罪は、年齢によって罪の成立条件が変わります。

相手が16歳以上の場合・・・同意しない意思を表明した場合などが対象

13歳以上16歳未満の場合・・・同意の有無に関係なく「相手が5歳以上年上の場合」が対象

13歳未満の場合・・・年齢差や同意の有無に関係なく対象